2009年07月31日

Newスーパーマリオのスキップ機能は新しくない

NewスーパーマリオのWii版だったかなにかに、スキップ機能(クリアできないステージをオートクリアしてくれるというもの)が付くということで、各種ニュースで取り上げられた。新聞にも掲載されて、一部ブログなどでは「もう任天堂はダメだ」などのような論評もついていた。

が、しかしスキップ機能が特別画期的なものではないし、実際過去の任天堂ソフトにも搭載されていたことがある。(今思いつく例でいえば、マイナーだが「すってはっくん」や最近では「グーの惑星」)ただ、「横スクロールアクション」かつ「自動でクリアしてくれる」という2つの条件を満たすものは珍しいので、画期的といえば画期的。

スキップ機能の発言をした任天堂の宮本氏としては、この機能が特別新しいものではないという認識があったと思う。その上でこういう報道の仕方になった意図としては、Wiiで新たにゲームを始めた女性層や高齢者層、またはゲームをしなくなっていた中年世代に対しても、「脳トレとかWiiFitで楽しんだあとは、ゲームらしいゲーム、アクションゲームもやってみてね」というパフォーマンスだったのだろう。

任天堂が目指しているものが、必ずしもライトユーザー向けのゲームだけではないのは言うまでもない。もちろん娯楽企業だから、エンターテイメントになるものは何でも提供する。だが、失われつつあった本来のゲームの威信を復古するという目的もあったわけで、ゲームっぽいゲームがやりたいユーザーが存在し、ゲームっぽいゲームが作りたい開発者が存在する、これらの受け皿として、低開発費で高収入となるものも作る。施策は少し変わったが、ゲームビジネスの根幹となる考え方は今も昔も揺らいでいない、そこがすごい所だと思う。
posted by Madick at 03:12| Comment(52) | TrackBack(1) | コンテンツ論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ゲーム論者も経済論者も

mixiニュースなどの一般向けの記事でゲーム論を展開するコラムニストは、ゲームを少しする人ならば、疑問を持たざるを得ない記事を書く場合が多い。(田○氏や多○氏など)

このことは、テレビなどで取り上げられる経済アナリストや経済学者がエセ経済論を展開することと似ている。

他の業界でもそうなのかも知れないがが、こういった傾向になる理由の1つは、過激論や極論を展開すると読んだり聞いたりして興味深い話題になりやすいので、その分野の知識に乏しい人間にとっては納得する好材料になりやすいことだと思う。何事も実際はそれほど単純化して分析できるものではないだろう。
posted by Madick at 03:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑談・余談・etc | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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